蔵収納のある層の家

蔵収納のある層の家

周囲を住宅に囲まれた環境の中で、限られた敷地を立体的に活用し、広がりのある空間を計画した。

住まいの中心には蔵収納を設け、リビングと連続する本棚と一体的に構成している。
その上部には階段からつながる和室コーナーを配置し、リビングの吹抜を介して上下の空間が緩やかにつながる構成とした。

和室コーナーは住まいの中で光を受け止める場所として計画し、上部からの光が各層へと広がる。
開口部は周囲からの視線を抑えるためスリット窓を主体とし、空へ向かって光を取り込むことで、都市の中でも落ち着きのある内部空間を実現している。

3階には個室とルーフバルコニーを設け、外部へとひらかれた居場所を確保した。
限られた敷地の中で、層を重ねながら光と居場所をつないだ住まいである。

建築概要

建築エリア 東京都文京区
延床面積 81.04㎡(24.5坪)
構造 木造3階建て
竣工 2026年3月